【冷水に異臭!?】サーバー特有の「あの匂い」の原因

👃 ウォーターサーバーあるある解決TV！ (Day 12)

出演: 主婦リポーター・サトミ、コスパ評論家・ケンジ、ディレクター・ナビD

ナビD: さあ、Day 12は、サーバーユーザーがたまに経験する、ヒヤッとする瞬間、「冷水からの異臭」問題です！特にサーバーを設置したばかり、または久しぶりに使った際に、「何か変な匂いがする」と感じたことはありませんか？

サトミ: あります、あります！私の周りでも、「ゴムっぽい匂いがする」「カルキ臭がする」という声を聞きます。せっかく安全な水を選んでも、匂いがすると飲むのをためらってしまいますよね。この原因が分かれば、安心して使えます！

ナビD: 今回は、ケンジさんに、その異臭の正体を科学的に分析していただき、ご家庭で簡単にできる即効性のある対策を伝授してもらいます！

ケンジ: (鼻をクンクンさせながら) 匂いは、水の安全性だけでなく、サーバーの管理状態を示す重要なサインです。異臭の原因は主に3つに分類されますが、その大半は「水質そのものの問題ではない」ということを理解し、適切な対策を講じることが重要です。

ウォーターサーバーから発生する異臭は、原因によって匂いの種類が異なります。

匂いの種類	主な原因と正体	発生しやすいサーバータイプ
① ゴム・プラスチック臭	サーバーの新品の部品や、給水チューブの匂い。特に温水で感じやすい。	全ての新品のサーバー（使い始め）
② 塩素臭（カルキ臭）	RO水の原水（水道水）に含まれる塩素が、完全に除去されなかった残留成分。	RO水・浄水型サーバー
③ カビ・生臭い匂い	給水口や冷水タンク内の水が滞留し、雑菌が繁殖したことによる匂い。	自動クリーン機能が弱い、または作動していないサーバー

ケンジ (VTRナレーション): ①のプラスチック臭は、使用とともに自然に消える一時的なものが多いです。重要なのは、②と③の匂いです。特に③の雑菌臭は、Day 7で扱った衛生管理（自動クリーン機能）が機能していないサインである可能性があります。

サトミ (スタジオ): ゴム臭ならまだしも、生臭い匂いがしたらゾッとしますね…。自動クリーン機能が本当に重要だと再認識しました！

異臭を感じた際、業者を呼ぶ前に試せる、簡単で効果的な対策があります。

「捨て水」を徹底する（新品時/久々の使用時）:新品の匂い（プラスチック臭）は、配管に付着しているため、最初は温水・冷水をコップ2〜3杯ずつ、多めに捨て水をすることで、匂いが劇的に薄れます。
蛇口の周辺を徹底清掃する（雑菌臭対策）:Day 9で推奨したように、食品用アルコールを布巾につけ、給水口の先端、受け皿、その周辺を毎日拭き取ることで、匂いの原因となる雑菌の繁殖を抑えます。
ボトル交換後の「エア抜き」を確実に行う:ボトルを交換する際、サーバー内部に空気が溜まると、水が古くなりやすくなります。交換後、水が出るまでしっかりとコックを押し続け、配管内の空気を完全に抜くことが重要です。

ケンジ (スタジオ): 匂いの問題の多くは、水そのものの品質ではなく、配管や蛇口周辺の清掃・水の流れの停滞に起因します。日々の簡単な手入れで、ほとんどの異臭は防げる、もしくは解消できます。

異臭のトラブルを未然に防ぎ、常に美味しい水を飲むためのサーバー選びのポイントをまとめました。

自動クリーン機能の強化:雑菌臭対策として、Day 7で推奨したUV殺菌などの機能が搭載されたサーバーを選びましょう。
定期的なサーバーのメンテナンス:メーカーが提供する定期メンテナンスサービス（配管交換など）の有無と、その費用を契約前に確認し、数年に一度はプロによる内部清掃を行いましょう。

ナビDからのアドバイス:

匂いは、サーバーが発するSOSです！匂いの種類に応じて適切な対策を講じれば、すぐに美味しい水に戻ります。特に新品時の「捨て水」は、もったいないと思わず、しっかり行ってください！

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