【水の硬度】硬水と軟水、料理や赤ちゃんの体への影響を解説！

🍶 ウォーターサーバーあるある解決TV！ (Day 11)

出演: 主婦リポーター・サトミ、コスパ評論家・ケンジ、ディレクター・ナビD

ナビD: さあ、Day 11は、水を選ぶ上で欠かせない基礎知識、「水の硬度」に迫ります！日本国内で売られているサーバー水も、大きく分けて「軟水」と「硬水」がありますよね。この違い、サトミさんは意識していますか？

サトミ: もちろん意識しています！なんとなく「軟水は飲みやすくて、硬水はダイエットに良い」というイメージはあるのですが…。実際に料理の味や、赤ちゃんの体にどう影響するのかは、専門家の意見を聞きたいところです。

ナビD: 今回は、ケンジさんに水のプロとして、硬度の違いがもたらすメリット・デメリットを徹底解説していただきます！

ケンジ: (冷静に) 硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの総量を示す指標です。この微量なミネラル量の違いが、私たちの味覚、調理効果、そして体の健康に明確な差を生み出します。最適な水を選ぶための判断材料を提供します。

水の硬度は、主にアメリカやヨーロッパなど、世界基準で以下のように分類されています。

分類	硬度（1リットルあたり）	主な特徴
軟水	0～100mg/L未満	マイルドで飲みやすい。日本の水道水や国産天然水の多くはこちら。
中硬水	100～300mg/L未満	軟水と硬水の中間。飲みやすさとミネラルを両立。
硬水	300mg/L以上	ミネラル分が豊富。口当たりが重く、苦味を感じることがある。

ケンジ (VTRナレーション): 日本は地質的な理由から、水道水の硬度が低く（平均50～80mg/L程度）、日本人は軟水に慣れています。したがって、硬度が高い水を飲むと、人によっては「重い」「飲みにくい」と感じることがあります。

サトミ (スタジオ): 確かに、海外のミネラルウォーターを飲んだときに、独特の口当たりを感じたことがあります。あれが硬度が高いためだったのですね。

水の硬度は、料理の味や仕上がりの質に決定的な影響を与えます。

料理の種類	適した水	硬度が料理に与える影響
和食全般（出汁、煮物）	軟水	軟水は素材の旨味成分（グルタミン酸など）を抽出する能力が高く、雑味のないクリアな出汁が取れます。
ご飯、豆類	軟水	硬水に含まれるカルシウムなどが米や豆の成分と結合し、ご飯がパサついたり、豆が固く煮えにくくなったりします。
洋食（肉の煮込み）	硬水	硬水は肉の臭み成分と結合し、アクとして除去しやすくなるため、肉を柔らかく仕上げる効果があります。
紅茶・コーヒー	軟水	軟水の方が香りや風味を際立たせます。硬水はミネラルが風味を阻害することがあります。

ケンジ (スタジオ): 結論として、日本の食文化、特に繊細な出汁文化においては、「軟水」が圧倒的に優位です。ウォーターサーバーの水を料理に使うなら、硬度100mg/L未満の軟水を選ぶことが、食費のコスパを高めることにつながります。

Day 8でも触れましたが、硬度は健康面にも影響を与えます。

大人への影響（硬水）:硬水に含まれるマグネシウムには、腸内の水分を集め、便を柔らかくする作用があるため、便秘解消に効果があると言われています。ダイエットやデトックス目的で飲用する方も多いです。
赤ちゃんへの影響（軟水推奨）:（Day 8の復習）赤ちゃんの未発達な腎臓や消化器官には、過剰なミネラルが負担をかける可能性があるため、硬度60mg/L以下の超軟水やRO水（ミネラル除去水）が推奨されます。

サトミからのアドバイス:

普段使いのサーバーは軟水にして、料理や飲み物をおいしく。もし便秘対策をしたい家族がいるなら、硬水のペットボトルを別に常備するなど、賢い使い分けがベストだと分かりました！

→ おすすめ機種：軟水の飲みやすさと料理への適性を両立させた硬度50mg/L以下の『選べる天然水ネイフィールウォーター』か、RO水の『おいしい水の宅配サービスアクアクララ』なら、日々の生活の質を向上させられます！