
水道水の味が異なる理由、水道水はその品質が厳密に管理されています。
そのような管理がなされた上でも、住む地域の水源の水質によって水道水の味に違いが出ます。
東京・大阪・名古屋それぞれの都市に生活したことのある人なら、
水道水の味がそれぞれに違うことをご存知だと思います。。
東京は利根川荒川そして多摩川の水、大阪は淀川の水、名古屋は木曽川の水が主な水道水の原水です。
水道水の味が違う理由は、その水源(水質)の違いでした。
その他の地域に関しても、取水する原水の水質が概ね水道水の水質になるようです。
同じ日本でも地域によって水道水の味が違います。
水道水の味が異なる理由は、河川から取水した原水の性質の違いが水道水の味を決めているからです。
水道は水道法によって管理されています。
水道は水道法によって管理されています。
国民の飲み水である水道水は厳しく管理されています。
そして、水道水の味はその地域の原水の味と同じです。
取水した原水を浄化して供給するので、細菌はもとより、水質を調べるとともに
必要な場合には含有している化合物や金属類などを基準値以内まで浄化して供給しています。
さらに飲用として安全に供給するために塩素消毒した後、残留塩素は基準数値内に適合させて給水されます。
浄水器の全国主要7市区の普及率は46.3%その満足度は98%。
2023年度に一般社団法人全国浄水器協会が実施した浄水器使用実態調査によると
全国主要7市区の浄水器普及率は46.3%でした。
主要7市区別の普及率
札幌市 34.9%
仙台市 42.6%
東京23区 50.9%
名古屋市 40.2%
京都市 44.5%
大阪市 44.3%
福岡市 52.7%
また、浄水器に対する満足度は、「満足している」「やや満足している」の満足計で70.6%。
「どちらともいえない」を含めた不満のない人の合計であれば98%に達する。
浄水器の非満足理由は、「カートリッジの交換費用がかかるから」が最も高く40.0%、
次は「カートリッジ交換が面倒だから」で22.8%。以下、 「浄水器の価格が高いから」16.5% 、
「水道水で十分おいしいから」15.3%、、「水道水で十分安心だから」14.1%と続きます。
水道水の水質と硬度
水道水の硬度は、だいたい東京都60、名古屋市19、大阪市40~50 くらいです。
世界保健機関(WHO)の基準では、硬度120mg/L未満が軟水、120mg/L以上が硬水とされています。
覚えておくと何かと便利です。
正確には測定の都度数値は異なるのですが、水源が変わらなければ大きく変化しないようです。
調べてみると、何年か前の数字と今の数字とを比較しても大きく差があることはありません。
日本は軟水の国です。
急峻な地形なので降った雨が短時間の間に川から海に流れ込みますが、
その時間がとても短くてミネラルなどの成分が水に溶け込むのに
必要な時間がないのが理由です。
欧州では陸地に降った雨が長い時間をかけて海に流れ込むので、
ミネラルを多く含む硬水が普通です。

公益社団法人日本水道協会資料より http://www.jwwa.or.jp/shiryou/water/water05.html