浄水器の全国主要7都市の普及率は46.3%その満足度は98%。

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浄水器の全国主要7市区の普及率は46.3%

浄水器普及率は46.3%。

全国主要7市区の普及率です。そして、その満足度は98%。

2023年度に一般社団法人全国浄水器協会が実施した浄水器使用実態調査によると

全国主要7市区の浄水器普及率は46.3%でした。

主要7市区別の普及率

札幌市       34.9%

仙台市       42.6%

東京23区   50.9%

名古屋市   40.2%

京都市      44.5%

大阪市      44.3%

福岡市      52.7%

また、浄水器に対する満足度は、「満足している」「やや満足している」の満足計で70.6%。

それに加えて「どちらともいえない」を含めた不満のない人の合計であれば98%に達する。

一方で、浄水器の非満足理由は、「カートリッジの交換費用がかかるから」が最も高く40.0%、

予想通り「カートリッジ交換が面倒だから」で22.8%。以下、 「浄水器の価格が高いから」16.5% 、

「水道水で十分おいしいから」15.3%、、「水道水で十分安心だから」14.1%と続きます。

水道水の水質と硬度

気になる水道水の硬度は、だいたいですが、東京都60、名古屋市19、大阪市40~50 くらいです。

世界保健機関(WHO)の基準では、硬度120mg/L未満が軟水、120mg/L以上が硬水とされています。

この数字を覚えておくと何かと便利です。

実際には、測定の都度数値は異なるのですが、水源が変わらなければ大きく変化しないようです。

資料を調べてみると、何年か前の数字と今の数字とを比較しても大きく差があることはありません。

日本は軟水の国です。

急峻な地形なので降った雨が短時間の間に川から海に流れ込みますが、

日本では、あまりにも早く海に流れ込むので、ミネラルなどの成分が水に溶け込むのに必要な時間がないのが理由です。

欧州では陸地に降った雨が長い時間をかけて海に流れ込むので、

ミネラルを多く含む硬水が普通です。

水質基準

公益社団法人日本水道協会資料より http://www.jwwa.or.jp/shiryou/water/water05.html

水道法に規定されている水質基準→